どんなことであっても、子どもは自分のやっていることを親に見せたいものです。
小さい頃は、大人にはよくわからないものを作っては、「ほら、見て」「出来たよ」と見せに来ます。
小学校に上がれば、運動会に来てもらいたいと思い、授業参観では緊張しつつも、見られていることに喜びを感じます。
中学・高校の頃は、見られるのが恥ずかしいと思うこともありますが、それでも頑張っていること、頑張ってやったことは見てもらいたいと思います。
大人になっても、就職すれば「○○が受かったよ」と言い、仕事に成功したり、出世したりすれば、ついつい話したくなってしまうものです。
常に「自分はお父さんやお母さんに見られている」という気持ちがあるからこそ、大変なことでも頑張れるし、頑張ったことを話したくなります。
勉強も同じです。
勉強している様子を見ることで、「僕が/私が頑張っているところをお父さん/お母さんが見ている」という気持ちがもてます。それはどんなささいなことでいいと思います。解いたドリルを見る、勉強している姿を見る、などなど、ちらっとでも見てあげれば、気持ちが上がって、やる気が上がって、疲れていても「もっとやろう」という気持ちになります。
「頑張ったね」「よくやったね」「すごいね」という一言をかけてあげるだけでも、やる気がぐんぐん上がります。
学校や塾の先生でもいいのですが、親の効果は、もっと高いものです。先生は生徒の数だけ見なくてはいけませんが、親は兄弟の数だけです。先生は、期間的に関わりますが、親は一生涯関わります。それだけ先生と親御様とは、愛情の濃度に違いがあると思いますので、結局は、子どもに親に見てもらいたい/褒めてもらいたいのだと思います。
親御様にとっては、子どもの「見てもらいたい」に常に応えるのは、難しいし、大変だと思います。しかし見方を変えれば、お子様の成長を促すために親御様が出来ることの、最も簡単なことなのかも知れません。
子どもの頃のそうした「親に見てもらった/褒めてもらった」経験は、中学に上がっても、高校に上がっても、大人になっても息づきます。「私はお父さんやお母さんに見られているんだ」そういう気持ちが、根を真っ直ぐにして、辛くても努力を忘れない人に育つのだと思います。
親が勉強をみるためには?